2011年08月11日

日米交渉暗礁にのりあがる。2013年WBC日本不参加濃厚か!?

20110811-00000003-jijp-000-thumb.jpgいやぁ勝ちましたね。日本代表
ザック監督になってから不敗神話が生まれつつありますね。
サッカーはあまり詳しくないんだけど今までの韓国戦では引き分けか負けが多かったような感じしますが、3−0と圧倒的勝利はなかったような気がします。たぶんね

 そんな訳でサッカーが盛り上がっているわが国ですが、反対にプロ野球では2013年WBC不参加の可能性が高くなってきたのである。

260px-Japan_wins_inaugural_World_Baseball_Classic.jpgプロ野球選手会、WBC運営会社と交渉決裂

 要するに利益配分で日米の間に格差があり、それを不服とした日本側が要求した所、米国側が拒否して暗礁にのりあがってしまったのだ。
 すでに日本側は要求を入れなければ出場辞退すると宣言し、米国側は「日本が参戦しなくても開催する」とハルノートよろしく最後通牒を突きつけてきた。
hull_note0.jpgすでに米国側は期限を9月と設けており、日本側が折れる事を期待しているようだか、日米政府ならいざ知らず、日本側は今回かなり強気でいるので出場辞退の可能性がかなり高い

 WBC開催経緯

 WBCとは平たく言えば野球のワールドカップ版である。
ここ最近アジアやカリブ海諸国から大物選手が出てくるようになり、野球が世界的に認知されつつあるので、盛り上げる運動として開催が決定する事になった。
MLBではすでにワールドシリーズと名をうって開催していたが、あくまで米国内だけで限定されていたので名所に問題があった。これを本当に実現しようとした理由もある。

 当初MLBの利益配分に不満を持っていた日本は出場を辞退の方向に動いていた。
だか米国側は「WBCへの不参加は日本の国際的な孤立を招くだろう」(太平洋戦争開戦前夜かよ…)と半ば脅迫めいた事を言って参加を要求してきた。結局赤字になった場合は米国側がその分補填する事で決着し、開催となった。
 
135px-Trophy_of_WBC_.jpg開催時、米国側の審判の不公平なジャッジなどが問題になったが日本チームはそれを跳ね除け優勝した。
第二回の時は韓国と熾烈な戦いの末勝利した。

 無理がありすぎる構想

 WBCにはあまりにも問題が多い
まず利益配分はMLBに大きく偏っていて、日本側はたったの7%しかもらえていない(しかし優勝したのでその賞金は一回目は270万ドル、二回目は780万ドル)。
images82.jpgこれについてスポーツジャーナリストの二宮清純氏は、「WBCはメジャーリーグのマーケットを拡大し、新しい収入源を獲得するための大会。『真の世界一を決める大会』とのうたい文句はタテマエに過ぎない」などと指摘している。
 
 審判の問題もある。サッカーなら中立国から審判を派遣してきめる。それでも問題があるのだから、MLBから選出された審判が果たして公平がどうか疑いの余地はおおいにある。
そもそも野球はサッカーと違ってそんなに世界的に認知されていないスポーツである。ほとんどの国がアマチュアレベルで、野球先進国との差は歴然としている。そんな状況なので中立国からの審判もいないのである。このあたりでもWBC構想は無理がある。

 人気も問題である。この前二大会で日本と韓国に人気があったが米国では全然なかった。
米国が優勝できないと知ると米国民は潮がひくように遠ざかった。
実際この前二回での放映権料のほとんどは日本のTV局が米国側に払っている。
米国ファンから「金、金ばっかり言っているメジャーリーガーが多く、祖国の為に戦っている日本と韓国がうらやましい」とコメントが多数よせられ、かえってMLBの人気を落としている。
 開催時期も問題だ。つねに3月で行われる為、他のスポーツと時期がかさなり米国側で人気はいまひとつでないというのもあるのだ。しかしシーズン中に各球団が主力選手を出したからない。
 
cover-image-20050610-00000222-reu-spo-view-000-thumbnail2.jpg選手の負担の問題もあり、これが意外と大きい。
第1回大会米国代表エースのドントレル・ウィリスがWBCを境に長期スランプに陥ったことから、W悪影響が指摘。そのため、第2回大会では第1回大会以上にMLB選手の辞退が相次ぐことになってしまった。
 日本でも中日ドラゴンズが選手を出さず、これで優勝してしまったので中日は国内のファンから非難をあびた。巨人の渡辺名誉会長が「11球団が結束して戦った成果だと」やんわりと中日を非難している。
だか中日も主力選手を欠いており、WBCに出すくらいならトレーニングさせて温存しておきたいと考えがあった。だかその年や次のシーズンでも優勝できなかったのでさらに非難がましている
 同じことが米国でもおこり、ニューヨークヤンキースがWBC不参加を表明。これを地元ケーブルTVが歓迎する意向を示した。
第二回大会でダスティン・ペドロイア、ケビン・ユーキリスが大会中故障し、イチロー、松坂大輔、ホアキム・ソリア、エディンソン・ボルケスが大会終了後に故障したように選手の疲労もかなりある。

すでに米国内では3回目の開催を中止する運動がおこっている。 

 分裂開催

 このままでいけば日本が参戦しない可能性は濃厚である。だかかりに日本が参戦し、第三回が行われたとしてもMLBから有力選手は参加しないだろうし、審判の問題や、利益配分におおいに不満が残るだろう。さらにMLBに参加している日本人選手に不参加を要請してくる可能性もある。
 また日本のプロ野球界も中日だけに留まらず他の球団も不参加する可能性が高くなる。もし巨人が不参加を表明すればそれだけWBCの国内の盛り上がりは急激に下がるだろう
また国内でWBCに参加する意義があるかどうかの議論が沸き起こる可能性も高い。選手たちは何のために戦うのかわからなくなってくるだろう

 WBCは理念としてはすばらしいが構想に無理がありすぎた。そしてあまりにもMLBが露骨に利益重視しすぎた

 変わりに分裂開催を提案したい。実際世界一になったのだからキングオブベースボールシリーズと名を打って、韓国、台湾、中国の4国同盟でMLBに対抗するべきだ。同時にこれらの国の野球のレベルを上げ、盛り上げていけばいいと思う。
そうすることによって米国の態度は変わると思う。モンロー主義にかえって孤立するか(もともと米国はサッカーワールドカップやF1など無関心なので)、こちらの呼びかけに答えようとするかである。もっとも前者の可能性が一番高いが。

images83.jpgこの件で次回ミディの会でガワミディさんやヌマミディさんと討議してみたいと考えているが、私としての考えでは第三回はやらなくてもいいし、日本がここで妥協して参加しなくてもいいと考えている。実際ここで日本のプロ野球界が国際的に孤立してもサッカーほど影響はないだろうし、むしろ米国の横暴さに反発した事でファンに理解してもらえるのではさえ思っている



posted by Z at 11:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ザック不敗神話は生まれつつあるんじゃありません。
すでに継続更新されているんです(笑)。

それは置いといて、WBCの問題は一発ガツンとやってもらいたいですね。
ワールドカップを目指すとは言っても、やはり野球は世界的に見ればマイナー競技の域を出ませんし、認知度は下の下だと思います。
さらにMLBが儲かるような仕組みになっているってのも問題大有りです。
日本に出場を養成していますが、実際は日本企業のスポンサー獲得が目的でもありますんで。
さらに、何度も同じ相手と対戦するってのも興ざめする要因の一つですね。
その辺を整備して、一発勝負のスリル&メジャーリーガーの凄さをアピールすれば、良い方向に向かうとは思いますが。
アメリカは脱退するでしょうけどね。
Posted by 初瀬104 at 2011年08月11日 19:55
韓国に勝てないって…それは、木村和司の時代ですよ(´・ω・`)

最近は結構かなり互角に見えますよ(´・ω・`)

木村和司のマリノスの10番を受け継いだ山田はパン屋をやってて…その継承者が今は中村俊輔なのですよ!にぱぁ〜(´・ω・`)

後は昨日ニコニコ動画で、スーファミのプライムゴールのおまけのリフティングゲームがあって見たら久しぶりにやりたくなったです(´・ω・`)

個人的にはZさんがゲームやってる動画とか見てみたいですね(´・ω・`)

もちろん、プライムゴールのリフティングも見たいです(´・ω・`)
Posted by 甘楽(´・ω・`) at 2011年08月12日 02:47
とても魅力的な記事でした!!
また遊びにきます。
ありがとうございます!!
Posted by ビジネスマナー at 2011年09月29日 01:37
初瀬様
ザックは不敗神話が出来ましたよね

まあ今度のWBCはやらなくてもいいですよね

ビジネスマナー様
ご意見ありがとうございます。リンクはらせて頂ますのでこれからもよろしくお願いします。
Posted by Z at 2011年09月29日 21:20
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