
雨にもかかわらず多くの、腕に覚えのある走り屋(いい響きだな〜。俺達暴走族じゃないからね)達が関東周辺から終結、次々にエントリーしていった。
ウェブでは5人のドライバーを打ち勝って、車をゲット。全勝した人がファイナルラウンド予選に進める事ができる。
私もエントリーして、さっそく5人のドライバー達とアタック。
一人目はロータスマンだ。

「貴様がロータスマンか!?」と筆者。
「話はいい。勝負だ!!」(注意。このロータスマンはロータス社と全然カンケーありません。あったらやばいけどな)。
お互いポケットからPSPで対戦が始まる…。かと思いきや、すでにPSPは人数分用意されていた。ロータスエリーゼの初期設定(MT)でボタンも決まっていた。やりずらいボタン配置にさすがに苦戦しいられ、勝つ事はできなかった。
こんな感じのが5箇所あり、筆者はわずか一勝しかできなかった(カウンタックマンにはどうにか勝ったが…)。
まだまだ自分の力不足を感じた。


レースクイーンも登場。
やっぱり綺麗だし、スラッとしていてかっこいい。

スーパーGTに参加している時のレーシングスーツに身にまとい、得意のトークを披露した(走ってしゃべれるレーサーって本当に貴重だと私は思います)。
脇阪選手曰く「レーサーはだんだん言い訳がうまくなっていく」だそうです。運転じゃなく言い訳かい!。
ピエール北川さんの司会進行と実況はよかったが、もう少し脇阪選手のボケにつっこんでよかったんじゃないかなと思ったりした。
最初はファナイルラウンド二次戦が行われ、ここで3人が勝ち残った選手がラスボス脇阪選手と対戦できる。
しかし、最終戦二次リーグはシアトル市街地コース。しかも無駄に馬力が大きすぎるシトロエンGTだ(あのマシーンはどうみてもオーバル用にしか思えず、市街地コースを走るのに適しているとは思えないが…)。

勝ち残った3人と脇阪選手が必死に戦っている。
コースは富士SW。車はSC430。
これは脇阪選手は勝てるだろう。
と思ったが、富士SWのS字(またはシケイン?)で他車を巻き込みクラッシュ…。

このクラウドさんの名前がPS3のGT5のエンドクレジットに残るらいしけど、これって他社のゲームのキャラ名だよね…(問題ないのかスクエニ)。
この日の為に脇阪選手は親指が痛くなるまで練習したらしいが…。結果は4位でした。
まあゲームと実戦は違うからね。さすがのプロもゲームだとコース思わずはみ出してしまう事がわかっただけでもホッとしました(てっきり自分だけヘタレかと思いました)。

今回アキバGPは無事終わりました。
だか、この大会の参加者の不安や不満の声も沢山聞かれました。
やっぱり公式ページで具体的な説明が欠けている事(特に5人のドライバーと戦う時、自分のPSPではなく、設置場所にあったPSPで、しかも初期設定でMTで戦う事はどこにも書かれていない)。
せめてATとMTを選ばせるとかボタン配置など変えさせてくれるとかしないとだめでしょう。
また、フリープレイ(PSPを持ってきた同士で対戦できるスペース)は放置されており、ほとんど誰もやっていなかったです。(筆者が見る限りほんのひとにぎりだけです)。
せっかく自分がセッティングしてきた車も対戦できず、とぼとぼと帰っていく人が多かったです。せっかく雨がふってるなかでもきてくれたお客様ががっかりして帰っていくのはなかなか忍びなかったですね。
あとPSPの体験コーナでも、車や設定を変えられないので面白さがぜんぜん伝わっているように見えなかったようです(あまりおもしろくないという声がよく聞かれた)。
筆者も面白かったのは脇阪選手のトークぐらいだろうと思っています。彼がいなかったら会場は盛り上がらなかったでしょう。
このままでは次回アキバGP所かGT PSPのソフトの売り上げにも大きく響くでしょう(なぜならおもしろさが伝わらなければ駄目でしょう。これでは苦労して開発した努力が雨に流されてしまいます)。大会運営者はもう少し融通というのを考えるべきだったと思いますよ。